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カテゴリ:病気( 2 )

院長の記事が新聞に掲載されました。
魚の骨が喉に刺さったときの話です。
「ご飯の丸呑みなどはやめて、耳鼻科を受診しましょう」という内容です。
画像を拡大できるようにしたかったのですが、うまくいかずに読みづらくてすみません119.png
原本を院内に置いておきますので、ご覧ください。

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そういえば、今は大学生の長女がまだ中学生の頃、ウナギの骨を引っ掛けたことがありました。
私が仕事から帰ると「納豆を2パック丸呑みしたけど取れない」半泣き状態で待っていました。
なぜ納豆なのか理解に苦しみましたが、きっと長女なりに一生懸命考えたのでしょう。
口の中をみると、すぐに取れる部位だったので事なきを得ました。

まあ考えてみれば耳鼻科医の娘ですら丸呑みで対処したのですから、それが一般的な発想なのかもしれません。
実際に患者さんたちからも「必死にご飯を丸呑みした」という話はよく伺います。

でも、これはかえって骨を粘膜の奥に押し込んでしまうかもしれないので、絶対にやめましょう!
「オレはこの方法で取れたころあるぞ」という方、それはたまたまラッキーだっただけです。
骨が刺さったら焦らず安静にして、耳鼻科を受診しましょう。

追)この新聞記事は私が尊敬する先輩医師、西山耕一郎先生との共同作です。西山先生、ありがとうございました101.png








by yamamoto-jibika | 2019-08-26 07:59 | 病気

インフルエンザ流行中

最近、インフルエンザが猛威をふるっています。今年は大流行だとニュースでも報道されていますし、当院にも連日多数の患者さんが訪れています。

インフルエンザといえば、鼻に綿棒を突っ込まれる恐怖の検査がありますね。

大人でも涙目になってしまいます・・


ところで、鼻に突っ込まれた後、どのような手順で診断しているかご存知でしょうか?

綿棒は専用の薬液の中でゴシゴシしごかれます。

そしてテストプレートという専用の検査板を取り出し、中央にある試料滴下部に薬液を垂らします。


A型とB型が左右のウィンドウに分かれています。滴下後、約10分待って判定します。



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「確認」のところに赤いラインが出ていますね。これは検体がきちんと取れていることを意味しています。

その横の「判定」のところに赤いラインが出れば陽性(インフルエンザに罹っている)になります。

ケース1は陰性(インフルエンザではない)です。良かった良かった


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ケース2B型の「判定」ところに赤いラインがはっきり出ていますね。インフルエンザB型です。お大事に


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ケース3もうっすらですがラインが確認できます。色の濃さは関係ありません。インフルエンザB型です。お大事に


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問題はケース4のような場合です。ラインが出ているような出ていないような・・微妙・・

このような場合は職員みんなに見てもらいます。患者さん自身に確認してもらうこともあります。


インフルエンザかどうかで、学校や職場に行けなくなったり、ご家族の生活にも関わってくるので皆真剣です。

最初に陰性だと思っても、職員の誰かが「うっすら見える」と言い出したら「うーん、やっぱり陽性の気がしてきた」ということもあります。

心眼が必要というか、意外とアナログな検査でしょう?


ちなみに、検査が陰性だからといって100%インフルエンザではないとは限りません。偽陰性といって、本当は陽性だけど陰性と出てしまうことがあります。

例えばご家族、学校や職場で席の近い人がインフルエンザであった場合、検査結果が陰性でも「臨床的に強く疑われる」場合にはインフルエンザとして治療することがあります。このあたりはケースバイケースなので、ご相談ください。


by yamamoto-jibika | 2018-02-05 22:46 | 病気