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夜の空活

先月のブログは金沢、能登での空活についてでしたが、今月は夜の機体撮影についてです。以前のブログで、夜間撮影を練習していると紹介したことがあります。夜間に動きのある機体を撮影するのは至難の技です。光量が少なく、その分シャッター速度が遅くなるので、通常の手持ち撮影だとどうしてもブレてしまうのです。感度(ISO)を上げるのも一つの対策ですが、上げすぎると仕上がりがザラザラになってしまいます。
そんなワケで、今の私のレベルではバルブ撮影が限界です。バルブ撮影とは三脚でカメラを固定しスローシャッターで撮ることをいいます。狙うのは止まっている機体です。カメラも機体も動きがないので、ブレるリスクがかなり減ります。写真から飛行機の躍動は感じられませんが、綺麗な光条を表現できます。
最近撮った写真です。

羽田空港第2ターミナル ANA A321-272N JA142A
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成田空港第2ターミナル ハワイアン航空 A330-243 N383HA
夜の空活_b0377610_23231890.jpeg

機体が動き出す直前に前輪灯が点灯しますが、時間にして数秒間しかありません。シャッターチャンスは一瞬なので集中力が必要です。絞りをF=8くらいにすると、光条(光が星のように輝く)がキレイに出ていい感じです。完全な日没後よりも、夕暮れ時の方が雰囲気があるし、光量も得られて良いんでしょうね。今度やってみよう。。

手持ちでタキシング中の機体を頑張って撮ってみました。流し気味の撮影でこれがやっとです。ISOが高いので、ザラついた画質になっています。
羽田空港第3ターミナル ターキッシュエアラインズ B777-300ER TC-JJE
夜の空活_b0377610_21312791.jpeg

3枚とも初心者レベルって感じで恐縮です。インスタグラムで上級者のポストを見ると、離陸滑走中とか着陸直前の飛行シーンとか、一体どうゆう設定で撮ってるんだろうかと驚くばかりです。
やっぱり練習あるのみですかね。。
ちなみに夜間だと、一杯飲みながらの撮影が楽しいです。でも、ただでさえ未熟なのに、アルコールの影響でさらに写真がブレてしまうので、家で写真整理をしながら「。。。。」と考えてしまいます。カッコいい写真を撮れるようになるまで、まだまだ遠い道のりのようです。

by yamamoto-jibika | 2022-11-30 07:32

町田市の山本耳鼻咽喉科、院長によるブログ


by いんちょー